ホーム > 医学トップ > 禁忌シリーズ 禁忌シリーズ!!! 【玉子アレルギー患者にレフトーゼ】 レフトーゼには卵の蛋白が含まれています。 知り合いのDrがお子ちゃまだったころ、風邪をひいて開業医にかかったときに、「卵アレルギーがあるので、大丈夫な薬を処方してください」といったら、みごとにレフトーゼを処方されて、内服したところ、喘息発作で呼吸困難になりえらいことになった、とのことです。 ちなみに、京阪の守口駅前のスーパーは、玉出スーパーです...(^_^; 【膠原病にユベラ】 ユベラで免疫力↑し原疾患の悪化の可能性があります。 【ARDSにG-CSF】 G-CSF投与で好中球数↑と好中球が活性化され、肺でサイトカインを多量に放出するため呼吸不全が増悪します。 【原発性アルドステロン症にサイアザイド】 カリウムが著明に低下し、CPK↑や不整脈の危険あり。カリウムが低い高血圧患者にサイアザイドは要注意です。 【心筋梗塞患者での禁忌】 ・Ic群抗不整脈薬(タンボコール、サンリズムなど)→死亡率↑ ・アダラートカプセル投与→死亡率↑ ・ソルメドロール→心破裂の危険性↑ 【伝染性単核球症にペニシリン系抗生剤】 これは医師国試の禁忌枝 or 地雷と呼ばれておりあまりにも有名ですが、リンパ球が感作され、高率に発疹を認めます。 また、この感作されたリンパ球のため、同時期に投与された他の薬剤に対しても、将来薬剤アレルギーが発症するといわれています。 まとめると、 「思春期の患者さんで、最近誰かさんと初めてチュッチュしたことがある方の頚部リンパ節腫脹、咽頭痛をみたら、ペニシリン系を避ける」 ということです。 併用禁忌シリーズ!!! 【ザイロリックとFe剤】 肝臓に鉄が沈着し、ヘモジデローシスの危険があります。 【ザイロリックとABPC】 皮疹をおこしやすいので併用禁忌です。 ホーム > 医学トップ > 禁忌シリーズ |