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名前が似ていて間違えやすい薬    「クスリはリスク」

名称が似ているため、誤投薬しやすい薬の一覧です。

特にオーダリングシステムでは要注意です!
特に 「先頭3文字」 での薬剤の選択には充分注意してください。

手書きの処方箋の場合は、誰が見ても間違わないように、丁寧な字で書きましょう。

研修医・レジデントの先生方は、医療事故防止のため下記の間違えやすい組み合わせを必ず頭にいれておいてください
(記憶して下さいね!)。

メーカーは、薬の名前をすぐに変更すべきです。
厚生労働省も、即刻、片方の名前を変更するように行政指導するべきです。
変更していないところをみると、厚生労働省・メーカーの良識を非常に疑います。
不作為の罪、傷害殺人幇助と言われてもおかしくないと思います。

また、院内採用薬は、片方の薬を中止 or 同成分で別の名前の薬に変更すべきです。
 例:サクシゾンを採用中止し、ソルコーテフに変更するなど。

名前類似薬の一覧

【サクシゾン vs サクシン】
どちらも注射です。 副腎皮質ステロイドのサクシゾンを使おうとして、サクシン使っちゃうと、呼吸停止...。 「ちゃらり〜〜鼻から牛乳...(^_^;」となってしまいます。
対策:サクシゾンの採用を止めてソルコーテフに変更する。
☆☆☆☆ 2009/7月に、サクシンがスキサメトニウムに名称変更されることになりました!!! ☆☆☆☆

【タキソール vs タキソテール】
タキソール(ブリストル・マイヤーズ株式会社)の一般名はパクリタキセル(paclitaxel、PTX)。
タキソテール(サノフィ・アベンティス株式会社)の一般名はドセタキセル(docetaxel、DOC or TXT)。 死亡事故が報告されています!!!
絶対に!!! 間違えないように、十二分に注意してください!!!

抗癌剤使用するときは、「急がば回れ」 「石橋を叩いて渡れ」。 必ず確認しましょう。
〔対策〕 オーダリングシステムでは、商品名では処方できないように変更する。
  「タキソール→パクリタキセル」  「タキソテール→ドセタキセル」
☆☆☆☆ 2011/10月に、タキソテールがワンタキソテールに名称変更されることになりました。 ☆☆☆☆
ただし、しばらくの間は「タキソテール」と「ワンタキソテール」が併売されるとのこと...

【アルマール vs アマリール】
DMのない患者にアマリールを投与すると、特に高齢者では場合により低血糖性昏睡 → ベジになる場合もあります。
〔対策〕 高血圧などに対してはアルマールでなく、アーチストを処方しましょう。 本態性振戦の保険適応はアルマールしか通っていないので、仕方ないですが...。 もしくはアルマールを後発品の「アロチノロール」とか「アロチノン」などに変更するという方法もあります。
☆☆☆☆ 2012/6月に、アルマールがアロチノロールに名称変更されることになりました!!! ☆☆☆☆
本来なら、後から発売した「アマリール」が名称変更すべきです。
サノフィ・アベンティスは人命無視の会社。
大日本住友製薬の方がまともな会社ということです。

【セフゾン vs セパゾン】
〔対策〕 セフゾンの採用を止めてフロモックスなどに変更するとか、セフゾンをジェネリックの「セフジニル」に変更するなど。

【メイアクト vs メイラックス】
  これはあんまし間違えないかも...。

【マイスタン vs マイスリー】
  各々、抗癲癇薬と睡眠薬です。

【メイロン vs メチロン】
処方箋が手書きの場合、字が超きたない先生は要注意です。
ピリン禁忌なのに、メチロンいっちゃったら... ちゃらり〜ですね。
薬は命にかかわることがあるので、読みやすい字で書かないといけません。

【プレドニン vs プルゼニド】
これもあんまし間違わないとは思いますが、間違って処方された事例を知っています。 患者さんが、何故か下痢するようになって受診したところ、間違いに気づいたそうです。

【アレロック vs アロテック】

【グリミクロン vs グリチロン】

【ノルバスク vs ノルバデックス】
〔対策〕 ノルバスクの採用を中止して、アムロジンに変更する。

【テオドール vs テグレトール】

【ウテメリン vs メテナリン】

〜〜〜追伸〜〜〜
「カルシウム」と「カリウム」は、いい間違い、聞き間違いが多いので注意してください。

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