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★★★ 株の基本 ★★★


【株式市場は、プロと素人との闘いの場。 ライフル銃を持ったプロの軍隊と、手足を縛られて武器を持てない素人との闘いの場。】

株式相場やFXは、戦争・闘い・殺し合い・略奪の場です。
プロも素人も、株式市場や為替市場という戦場で戦うのです。

ゴルフでは、プロにはハンディキャップはなく、下手な人や経験の浅い人にはハンディキャップがつきます。
一方、株・外国為替の世界では、プロである証券会社・投資銀行・トレーダーにハンディがつき、素人投資家にはハンディがつきません。
戦争でいうと、ライフル銃で武装したプロの軍隊と、武器を持たず手かせ足かせをはめられた素人との戦いです。
普通のやり方では、素人がプロの軍隊に勝つことはなかなか難しいです。

プロ、とくに、(1)マスコミ等の情報産業 (2)政治家 (3)中央銀行を掌握しているゴールドマンサックスなどのユダヤ系・ロックフェラー系の証券会社・投資銀行は、的確な分析をし、経験豊富・知識豊富・優秀で頭が強烈によい多数のスタッフやコンピュータシステムを持っているだけでなく、インサイダー情報を含む色んな情報を持っており、情報を自ら作って流したり(新聞・メディア・テレビ・書籍・雑誌・ホームページ・ブログ・掲示板などなどに、風説の流布、真実の情報、偽の情報、一見真実に思われるような情報などを流したり)、政治家・中央銀行を動かしたり、政治家・中央銀行から情報を得たり、大量の見せ玉を出したり、大量の資金で相場を動かしたり、担保なしの真の空売りをしたり、やりたい放題です。

素人投資家は、
  (1) 小判鮫のように、プロがつくるトレンドについていく。
  (2) プロが参加してないような銘柄で勝負する。
  (3) 多くの人が勝てるような相場、つまり明らかな上昇相場の時以外は参加しない。
     (もしくは下降相場でショートポジションをとる)
  (4) 戦いの舞台に立たない。株式投資をしない or FXをしない。
という選択枝を選ぶしかないかと思います。

素人投資家がもってはいけないものは、
「自分だけは株で利益をだせるかもしれない」という幻想。
幻(まぼろし)は、いつまでも幻。

「貯蓄から投資へ」
というキャッチコピーは、子羊のような素人を、株式市場という狼・虎・ライオン(金融資本家・ヘッジファンド・証券会社etc)が腹を空かして待っている無数に地雷が埋め込まれた戦場へ誘い込んで、身ぐるみ持ち金を引きはがそうという考えから作られたもの。
武器ももたず知恵ももたず知識ももたずに、戦場に出てはいけない。
(素手で猛獣と戦う人は頭がおかしいと思われるでしょうが、株式市場には素手で戦おうとしている素人がいっぱいます)

【大手証券会社のだす株式個別銘柄のレーティング・投資判断は、相場操縦であり信じないこと】

「レーティング」≒「相場操縦」


 大手証券会社による個別株のレーティング・投資判断は、相場操縦のひとつの方法です。
まともに信じてはいけません。


 レーティング(投資判断)を引き上げる時に何がおこっているかというと、
時系列では、
(1) 証券会社のアナリストが個別銘柄の投資判断引き上げを判断。 まだこの時点ではニュースとして流していない。
(2) 証券会社の自己売買部門がその銘柄の株を購入。 分割して少しずつ大量に仕込んでいく。 ほんの少し株価が上昇する
(3) 証券会社のお得意様の機関投資家・大口投資家が株を購入していく。 さらに株価が上昇する。
(4) テクニカルトレード主体のトレーダーや個人投資家が株を購入し、さらに株価が上昇していく。 この時点でもまだニュースとして流していない。
(5) 証券会社の自己売買部門は大量に買った株を高値で売り抜ける必要がある。 そのため、高値で買ってくれる投資家が必要。
(6) 「投資判断引き上げ」のニュースを出す。 レーティングを信じている個人投資家が株を購入し始める+証券会社の自己売買部門は株を売り始める。
(7) ネットの掲示板・ブログなどを使って、その銘柄の「○○の材料で株価が上昇する」などの書き込みをする。 証券会社自己はさらに株を売る。
(8) 信用売りをしている個人投資家が損切りの返済買いを入れる。 証券会社自己はさらに株を売る。
(9) 株価が頭打ちから下落に転じ、個人投資家がナンピン買いを入れる。 証券会社自己はさらに株を売る。
(10) 証券会社の自己売買部門は、株を売り切ると、空売りを始める。
(11) 証券会社がその個別銘柄の投資判断を引き下げる。
(12) 株価がどんどん下がっていくため、ナンピンしていた投資家、特に信用買いしていた投資家が投売りを始める。
(13) 証券自己は、空売りしていた銘柄を返済買い始める。
……………………以下、続く......。


 逆に、株を安く仕込みたい時に、証券会社は、「投資判断を引き下げ」ます。


 要するに、レーティングは何のためにあるかというと、証券会社+機関投資家などの一部の大口投資家を儲けさせるためにあります。決して、個人を儲けさせるためにあるのではありません。このあたりを勘違いしないことが大切です。永遠に続く上昇相場(そんなものは存在しませんが)以外では、株はゼロサムゲームで、誰かが利益を得たら、誰かが損をします。ババ抜きといっしょで、誰かがババを抜かなければなりません。

 個人的な感想ですが、外資系はやり方がひどくて露骨ですが、
とくにひどいのが  ゴールドマンサックス  です。
 ゴールドマンサックスのレーティングを信じて、株を売買するのはやめた方が無難です。
 株の初心者の方には、例えば「ゴールドマンサックスが、買い推奨に引き上げたから、きっとその株は上がるに違いない」と思い、買ってしまう人がまだまだたくさんいるので、短期的には少しは上昇することがあります。でも、その時点でゴールドマンの自己売買部門が何をしているかというと、その株を売っている or 空売りしているのです。

 これを逆手にとって、ゴールドマンが「買い推奨」を出したら売る準備「売り推奨」を出したら買う準備を始めたらよいでしょう。
 ゴールドマンの言っている事のちょうど反対を考えることが大切です。
N

証券会社のレーティングとモラルハザード
ゴールドマンサックス証券によるテイク&ギヴニーズのレーティング引き下げと空売り
相場操縦の根源はインチキ空売りシステムだ!!
ゴールドマン・サックスを告発、投資家に誤情報を伝える-米証券取引委員会 - 市況2うぇぶ
「株式投資に生涯つきあう法」 レーティング

【ゴールドマンの法則】

ゴールドマン・サックスが発表した株・為替・商品先物などの未来予想と、実際の相場は反対になること。

(例)
・ゴールドマンサックスが、「日経平均株価は上昇トレンドに入る」と発表したら、その後の日経平均株価は頭打ち〜下降トレンドに入ることが多い。
・ゴールドマンサックスが、「円高ドル安になる」と発表したら、円安ドル高になる可能性が高い。
・ゴールドマンサックスが、「原油価格は現在1バレル130ドルだが、年末までに200ドルに上昇する可能性がある」と発表したら、その後の原油相場は、頭打ち〜下落していくことが多い。
・ゴールドマンサックスが、株の個別銘柄について「中立→買い推奨」に変更したら、株価は頭打ちしやすい。


【不自然な株価の下落】

増資(新株発行)があるというインサイダー情報を入手したものが、現物株を売ったり、空売りをしたりしている場合が多い。
特に出来高増加している場合は可能性が高い。
 株式市場はインサイダーし放題です。

「不自然な株価の下落」=「まもなく増資が発表される」
ことが多いです。


【不自然な株価の上昇】

出来高が増加し、株価が不自然に上昇している場合は、仕手筋(旧来の仕手筋・投資銀行(GS, JPM, etc)・ケイマンなどの投資ファンド・ヘッジファンド)やインサイダー情報を得たものが仕掛けている場合が多い。
出来高増加を伴った不自然な株価上昇があった場合は、「仕手株でしっかり儲ける投資術」を熟読吟味していて昼間に板を見られる投機家なら、ロスカットレベルを決めて、初動に乗っても良いかと。


【Yahoo!ファイナンスの株式掲示板を、売買の参考にしてはいけない】

Yahoo!ファイナンスの株式掲示板の情報を参考にして、株の売買をしてはいけません。
Yahoo!ファイナンスなどの株式掲示板に書き込みしている人は、一般の素人投資家だけでなく、証券会社の関係者やら、変なファンドやら、その会社の関係者・取引先やら、仕手筋やら、誰だかわかりません。情報も正しいのか間違っているのか真偽についてはなんともわかりません。文章を書くのがとても上手い人もいますが、内容については保証できませんし、あなたを儲けさせようとは思って書いているわけではありません。。

こんな不確かなものをみて、売買の参考にしてはいけません。自分の大切なお金を守る必要があります。

自分が絶対に買わない銘柄の掲示板をみるのは、暇つぶしや社会勉強になるのでいいのですが、自分が今買っている銘柄・今後買おうと思っている銘柄については、できれば掲示板自体を見ないのがベストと考えます。特に、不安を感じやすい人は見てはいけないと思います。

【織り込み済み・材料出尽くし】

株では一般に好材料が出れば、株価が上昇しますが、好材料が発表された直後から株価が下がっていくことも多く、この現象を「織り込み済み」といいます。


(例)
トヨタの経常利益が大幅増加して株価が上昇すれば、アナリストは、
「好材料に反応して株価上昇しました。」
と言う。

トヨタの経常利益が大幅増加したのに株価が下落したときは、アナリストは、
「好材料は織り込み済みで株価は下落しました」
とか
「材料出尽くしで株価は下落しました」
と言う。

経常利益が発表されて株価が変動したあとのアナリストのコメントは、別名
「言い訳」・「後付けの理由」
ともいえます。


【金融相場】

不景気の時に株価が上昇していくような相場を金融相場という。

不景気→金利↓、金融緩和→しかし市場にあふれた資金は設備投資には金が向かわず、株に金が向かう→株価上昇。

景気がすぐに回復すれば、そのまま株価上昇続けるが、景気回復が遅いと再び株価は下落する。

【天井圏特有の現象】

企業の業績が好調で、株価が上昇。
証券会社の業績が絶好調。
週刊誌やテレビのワイドショーなどで株の特集をしばしば取り上げるようになり、株で大儲けした人を紹介したり、有望株を推奨するようになる。
それまで株に興味を持たなかったような人たちが、株の話をしたり株式投資を始めるようになる。

これらの現象があれば、相場は天井圏に入っていると考えられる。

「相場が天井圏→売却を考慮する。」

【底値圏特有の現象】

企業業績(景気)が最悪で、株価が暴落し株式市場には悲観的な声が充満。
証券会社の業績が悪化。
投資家の大半が株式に含み損を抱えており、値上がりしたら手持ち株を売却したいと待ち構えている。

これらの現象がいくつも出てきたら、底値圏にあると考えられる。
→底値圏と判断すれば、少しずつ株式投資を増やしていくのがよい。底値圏と判断しても、さらに値下がりすることもあるので一度に大量の株式を買うことは避ける。

【日本株は景気敏感株】

日本株は景気敏感株 ⇔ 米国株はディフェンシブ株
日経225などは、BRICs・東欧株・東南アジア株・韓国株など新興国の株式指数と同じく景気敏感株で、変動性が大きい。
一方、ダウ平均・S&P500・英国FTSE100・フランスCAC40・ドイツDAXなどの米国株や他の先進国の株式指数はディフェンシブ株で、変動性が小さい。

世界の景気がよくなると、景気敏感株である日本株は上昇しやすい。
世界の景気が悪くなると、景気敏感株である日本株は下落しやすい。

【自己資本(株主資本)比率が低い業種】

銀行、商社、電力会社など

・・・閑話休題・・・
「私達が銀行に預金する」ということは、銀行の側から見ると「預金してくれた人から金を借りている(借金している)」ことになります。

【MSCB・増資と株価の関係。 増資で株価が上昇することもある】

MSCB(Moving Strike Convertible Bond=転換価格修正条項付転換社債)発行や、増資(新株発行)をすると株価が下がることが多いが、時々株価が上昇することがあります。
MSCB発行や増資が決定したら、株価が下がることが大半です。
が、倒産のリスクがあるような会社では、増資などで倒産が回避されることで株価が上がることがあります。
ただし、ライブドア事件以来、MSCBはほとんど発行されなくなってきていますが...。
以前、三洋電機が父さんしそうでやばいときに増資が決定したのですが、「増資→株価↓」と思い込んでいたので株価が下がると思っていたのですが、逆に株価は暴騰してしまいました。

まとめ:
・倒産リスクの噂がない会社でのMSCB発行や増資→株価下落
・倒産の噂がある会社でのMSCB発行や増資→株価上昇

【東証1部全銘柄の、平均PBR(純資産倍率)・PER(株価収益率)・配当利回りなど】
日経マネー・国内株や、
新光総合研究所
で見る事ができる。

【日経平均の配当落ち】

2010年9月27→28日で、63円。

【機関投資家】

機関投資家とは、年金基金、生命保険会社・損害保険会社、銀行・信用金庫、その他の金融機関(ノンバンクなど)、事業会社、投資信託会社、信託銀行など。

【某生命保険会社のポートフォリオ】

ポートフォリオの内訳は、
国債などの公社債が55%、貸付金20%、国内株式4%、外国証券6%、現金7%、その他10%。

【日本生命】

総資産は48.8兆円(2010年3月期)。
「民間最大の機関投資家」と言われている。
2010年(平成22年)3月現在、日本生命の投資先は「公社債(36%)、株式(14%)、外国証券(19%)、貸付金(18%)、不動産(3%)」など。

収益6.68兆円に占める保険料収入の割合は概ね72%。

1980年代後半時点では、当時の上場企業1,806社のうち、69社の筆頭株主、432社で上位5位までの株主、約750社で上位10位までの株主であった。

2010年(平成22年)時点で、日本国内の上場企業のうち、708社で上位10位までの株主である(全上場企業3,733社のうち約2割)。
筆頭株主となっている大手企業は、「三菱UFJ、東洋紡績、帝人、クボタ、近鉄、阪急阪神HD、南海電鉄、京浜急行、京王帝都電鉄、サッポロビール、武田薬品、アステラス製薬、第一三共、田辺三菱製薬、高島屋、TBS、テレビ東京、毎日放送、朝日放送、テレビ大阪...」などなど。

総資産で、かんぽ生命に次ぐ業界2位。
保有契約高・保険料収入で、業界最大手。


【年金基金の株式投資】

2003年度末で、公的年金と企業年金の積立金は300兆円弱ある(厚生年金・国民年金150兆円、共済年金50兆円、企業年金80兆円。)。
年金の株式投資は、国内株式市場の約12%を占めると見られ、金額では50兆円程度と推計されている。

2000年頃は、企業年金では、株式投資の比率が3割と高かったが損失が大きかったので、株式投資の比率を低下させた。

子会社が上場すると、親会社の株価は上昇しやすい。

【前場の始まる前の日経平均上昇の予測】

前場が始まる前に、その日の日経平均が上昇するかどうかの予測ですが、
(1)銘柄コード1321(ETF)の板を見る。
   成行買いが成行売りよりも多ければ、上がりやすい。1321は大証ですのでAM8:00から板が見られます。
(2)シカゴ日経平均先物(CME日経平均先物)の価格をみる
   証券会社HPのニュース、Klugテクノバーンなどをみる。
(3)外資系証券の寄り付き前の注文状況が、買い越しか、売り越しかをみる
   証券会社HPのニュース、Klug(AM8:53頃にでます)をみる。
   これは、あんましあてにならないといわれていますが、大相場の始まりの時には参考になります。
   「買い>>>売り」や「買い<<<売り」が続くと今後大相場がおきることがあります。
    (ザラ場で大量の買いや売りをこなすことは難しいので。)

株価は景気のバロメーターと呼ばれており、景気より6カ月〜9カ月ほど先行して動くといわれている。

ロングポジション :証券などを買って持っている状態。
ショートポジション:空売り(信用売り)している状態。

株式ロング・ショート戦略:割安な株式を買い(ロング)、割高な株式を売る(ショート)戦略のこと。裁定取引の方法。

ヘッジ=回避。
リスクヘッジ=リスクを回避すること。

例:
株価が上昇しそうな銘柄を買い+日経平均先物や日経平均ETFを売り。
→「株価暴落に備え、日経平均でヘッジしました」というふうに使います。

原則として株を始めるには年齢制限はない。

【業績予想の修正発表】

前回発表した業績予想の数値よりも、業績が一定の比率(東証の場合、売上高が1割、利益が3割)を上まわり or 下まわりそうだとわかったら、その時点で業績の修正値を発表することになっている。

【低位株と値がさ株】

株価が安いものは「低位株」という。
株価が高いものは高位株とは言わず「値がさ株(値嵩株)」という。

【平均売買単価】

全銘柄の売買代金を売買高で割ったもの。
低位株が人気の時期は、平均売買単価は低くなる。
値がさ株が人気の時期は、平均売買単価は高くなる。

【記念配当】
創立○○周年などの、区切りのいい年には、通常の配当金に上乗せして記念配当を実施されることがある。

ホームお金の運用 > 株の基本



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