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「信用取引」=「ギャンブル」

ギャンブルで最も大切なことは、「生き残ること」「大負けしないこと」です。

【信用取引(信用売り、信用買い)  まとめ】

@ 「1に損切り、2に損切り、3、4がなくて、5に損切り」

という言葉を、絶えず頭にいれておく必要があります。

「まず損切りラインを決める→それから建玉を持つ」
という順番を守ることが大切です。
行き当たりばったりでやみくもに戦わず、出口戦略を決め手から出陣する、ということです。

ことわざ(諺)で、
「勝利の軍というものは、先ず勝つ条件を満たしてから実際に戦い、
敗北の軍は先ず戦い始め、それから勝ちを求めるのである。」
というのもあります。

信用取引は博打なので、相場で生き残るためには、「損切り(ロスカット)」を徹底しましょう。

A逆張りでなく、必ず順張りで
Bトレーリング・ストップを活用する。
Cロスカット or 利益確定の逆指値注文を絶えず出しておく。
Dナンピンは禁忌
E個別銘柄の信用取引は、決算発表の日は避ける方が無難。

  決算発表の日は、テクニカルの指標があてになりません。 株価が予想外の動きをすることが多いです。




【空売り(信用売り)】

★空売りの時期

(1) 下降トレンドの時。
   下降トレンドに移行したら(デッドクロスなど)、空売りする。
   ・トレンド転換まで長めにポジションキープする。
(2) BOXトレンドの山の時
   BOXトレンドの山のピークがすぎてから(数日後)でもよい
   ・前回の谷の手前で利益確定しておく。欲張らないこと。
   ・予想が外れて、BOX上抜け(=上昇トレンドへの転換)したら損切りする。

★空売りする銘柄

流動性の高い大型株(225銘柄など)で、空売りをおこなう。
信用倍率が高い銘柄がおすすめ。
最低でも信用倍率が1倍以上の銘柄にする。

信用倍率が低い銘柄、特に逆日歩がついているような銘柄は、下値が堅く、踏み上げ(株価の急上昇)の危険があるので避けること。

BOX相場では、小型株・低位株の空売りは危険です。
なぜなら、BOX相場では、小型株・低位株(特に東証1・2部の)は仕手株になる危険があるので。

★空売りをしてはいけない時期

全体相場が上昇トレンドの時は空売りしてはいけない。

★仕掛ける前に、必ず損切りラインを設定しておく!!!

「現物株の買い」で仕掛けた場合は、「損失は有限、利益は無限大」です。
最大限損をしても、株を購入した代金までです。

一方、「空売り」で仕掛けた場合は、「利益は有限、損失は無限大!!!(実際には保証金の額までですが)」になります。

利益は最大でも(つまり会社が倒産した場合)空売りした価格までですが、損失は空売りした価格の数倍になることもあります。

ですので、空売りする場合は、「仕掛ける前に損切りラインを設定しておく」のが非常に大切です。
ポジションを持ったら、常に「逆指値」注文を出しておくことを忘れないで下さい。




【信用買い】

★信用買いの時期

(1) 上昇トレンドの時。
   上昇トレンドに移行したら、早めに信用買いする。
   ・トレンド転換まで長めにポジションキープする。
(2) BOXトレンドの谷の時
   BOXトレンドの谷のピークがすぎてから(数日後)でもよい
   ・前回の山の手前で利益確定しておく。欲張らないこと。
   ・予想が外れて、BOX下抜け(=下降トレンドへの転換)したら損切りする。

★信用買いする銘柄

信用倍率が低い銘柄がおすすめ。
逆日歩がついているような銘柄ならなおよい。

★信用買いをしてはいけない時期

全体相場が下降トレンドの時
流れに逆らってはいけません。

★仕掛ける前に、必ず損切りラインを設定しておく!!!

「信用買い」で仕掛けた場合は、レバレッジ3倍の場合は、株価が2/3になった時点で、終わりです。

ですので、信用買いする場合は、「仕掛ける前に損切りラインを設定しておく」のが非常に大切です。

約定したら、すぐに損切り(ロスカット)の逆指値注文を出すことが大切。

★ナンピン買いは絶対にしない!!!

「信用取引において、ナンピン(難平)は禁忌!」 と断言してもよいと思います。

自分の予想が外れて株価が下落してしまったら、ポジションを持つ前に事前に設定しておいたロスカットラインで損切りすべきです。

信用取引においては、「ナンピンは樹海への入り口 Nです。

また、「船が沈み始めたら祈るな。飛び込め。」マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール より) という格言も暗記しておきましょう。
 P.S.  「船が沈み始めたら飛び込め」であって、船が沈んでから飛び込んでもだめです(遅すぎです)。


僕と株と樹海の日々
【参考リンク】
信用取引ガイド

【おすすめの本】

信用取引 実践バイブル
 万が一、信用取引を始めようと思いったった人は、取引前にこの本を熟読吟味しておくべきと思います。

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