ホーム > お金の運用 > 年金 年金 【年金で得をする人】 厚生年金や共済年金は、自動的に天引きされます。 国民年金は未納率の高さが問題になっています。 年金とは、「長生きするというリスク」に対する保険です。 一般に、年金払った方が得する確率が高い人は、「長生きする確率が高い人」です。 長生きする人ほど、年金をもらう額が大きくなります。 統計学的には、男性より女性が長生きですし(平均寿命は女性が男性より6.8歳高い)、長生きの家系の人も長生きしやすいです。タバコを吸わない人は、吸う人よりも長生きします。 糖尿病、高血圧、癌の家系などは、逆に短命になりやすい。 つまり、 (1)女性 (2)血縁者が長生きの人が多い人 (3)非喫煙者 (4)糖尿病や高血圧や癌などになりにくい人 は、年金払った方がトクです。 女性の方で国民年金の方は、未納は止めるようにしましょう...(^_^;。 ちなみに、H15年の生命表では、65歳の平均余命は男性18年、女性23年です。 65歳から年金をもらうとした場合、国民年金においては支払い金額が同等であるにもかかわらず、平均すると女性の方が男性より27%も総支給額が多くなります。 まあ、年金というのは、「長生きするリスクに対する保険」のようなものなのですので、なんとも言えませんが...。 【老齢基礎年金の繰上げ支給・繰下げ支給】 65歳〜70歳までの生活資金の余裕のある人で、83歳以上生きる人では、老令基礎年金は「70歳からの繰下げ支給」を選んだ方が得です。 例えば、生年月日が昭和16年4月2日以降で加入年数が40年の人では、65歳からの支給だと毎年約794,500円ですが、70歳からの支給だと毎年1,128,200円の支給になります。83歳以上生きれば、70歳からの繰下げ支給が有利になります。 H15年の生命表では、65歳の平均余命は男性18年、女性23年ですので、一般に女性の方は繰下げ支給を選んだ方が得になる可能性が高いといえます。女性の方で資産に余裕のある方は繰下げ支給を検討してみましょう(平均すると合計では生涯に167万円得します。)。 男性では非喫煙者は繰下げ支給を選んだ方が少し得、男性の喫煙者では繰下げ支給は選ばないほうがよいと考えられます。 →老齢基礎年金の繰上げ支給・繰下げ支給のシミュレーション 【日本の年金の積立金】 約220兆円 【確定拠出年金制度】 2005年末で約170万人が加入。 【年金世帯の平均消費支出額】 総務省の2004年全国消費実態調査によると、主な収入が年金という夫婦2人世帯では、1カ月の平均消費支出額は約25万7000円。 経済的にゆとりのある老後を送るためには、月に約37万9000円は必要(生命保険文化センター「生活保障に関する調査」)とのデータもある。 ホーム > お金の運用 > 年金 |