ホーム > お金の運用 > テクニカル分析 ★★★テクニカル分析★★★ 2010/1/13 ★順張りと逆張りについて 株価・為替相場などが、今、「上昇トレンド」なのか、「下降トレンド」なのか、「ボックス相場(もみ合い)」なのかを、絶えず認識する必要がある。 「上昇トレンド・下降トレンドのとき」 → 順張り系の指標が有用。 「ボックス相場のとき」 → 逆張り系の指標が有用。 現在どのトレンドにあるかの理解のためには、中原 圭介氏の「株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる」がおすすめです。 為替相場では、順張り系の指標が有用です。 株では、決算発表の日や配当の権利日周辺では、テクニカル指標の有用性が低下するので注意が必要です。 ・順張り系の指標………………………………………………………トレンド系 移動平均線、MACD、パラボリック、一目均衡表 ・逆張り系の指標………………………………………………………オシレーター系 スローストキャスティクス、RSI、ボリンジャーバンド、騰落レシオ テクニカル分析入門というHPに詳しくのっています。 各指標は、日足だけでなく、週足、月足のチャートも見ることが大切です。 できれば、月足→週足→日足の順にチャートをみるとよいと思います。 ★順張り系の指標。 (1) 移動平均線 例:株価が25日移動平均線を越えたら買い→下回ったら売り。 例:株価の終値が10日移動平均線を越えたら買い→下回ったら売り。 例:5日移動平均線が25日移動平均線を上回ったら買い(ゴールデンクロス)→下回ったら売り(デッドクロス)。 例:株価の終値が2日連続して5日移動平均線を越えたら買い→2日連続下回ったら売り。 (2) MACD(移動平均収束拡散法) ゼロラインより下で、向きが下から上に向いてシグナルラインを上抜けしたときが「買い」 ゼロラインより上で、向きが上から下に向いてシグナルラインを下抜けしたときが「売り」 (3) パラボリック ローソク足の上に位置するストップ・アンド・リーバス・ポイント(SAR) の値を上回ったら「買い」 ローソク足の下に位置するストップ・アンド・リーバス・ポイント(SAR) の値を下回ったら「売り」 (4) 一目均衡表 「買いシグナル」 (A) 転換線が基準線を上回ったとき(転換線と基準線がゴールデンクロスしたとき) (B) ローソク足が基準線を上回ったとき (C) 遅行スパンがローソク足を上回ったとき (D) ローソク足が雲を上回ったとき 「売りシグナル」 (A) 転換線が基準線を下回ったとき(転換線と基準線がデッドクロスしたとき) (B) ローソク足が基準線を下回ったとき (C) 遅行スパンがローソク足を下回ったとき (D) ローソク足が雲を下回ったとき ★逆張り系の指標 (1) スローストキャスティクス 85%以上→「売り」サイン 15%以下→「買い」サイン (2) RSI 80%以上→「売り」サイン 20%以下→「買い」サイン (3) ボリンジャーバンド +2σ以上→「売り」サイン −2σ以下→「買い」サイン +3σ以上→「強い売り」サイン −3σ以下→「強い買い」サイン (4) 騰落レシオ 騰落レシオ=値上がり銘柄数÷値下がり銘柄数 一般には、 「25日騰落レシオ=25日間の値上がり銘柄数の合計÷25日間の値下がり銘柄数の合計」 を用いることが多い。 120%以上→「買われすぎ(=売りサイン)」 70%以下→「売られすぎ(=買いサイン)」 ホーム > お金の運用 > テクニカル分析 【ロウソク足 おすすめの本】 |